
展覧会あいさつ文より
第8回の登絖社展を開催いたします。隔年で準備し研究会を何度も重ねました。今回のテーマは「書と色彩」。書を色で飾る。表装色彩の魅力をプラスする。これまでも国をイメージして作品を制作したり、原寸で臨書し、和風に表装することもありました。作品を引き立てるために表装は黒子でという方向もありますが、今回は現代の空間にマッチする表装・作品で部屋が明るくなる表装・家具やソファーに合った表装、こんな目標を頭に置いて独自の表装を含めた作品に挑戦しました。
挑戦の中には額装も設計しています。ほかにはない、ここだけの額装も見てください。
書は個展より吸収して伸ばすといわれています。普段より興味ある個展を折帖に臨書して会場に陳列します。どれでも開いてご高覧いただきたいと思います。
会場までお運びいただき、ご観覧ありがとうございます。この展覧を研鑽ある心の糧にして今後も「今を生きる書」をみつめていきたいと思っております。















登絖社会長 原田凍谷