第9回登絖社展

 第9回2019年7月9日から14日に名古屋市民ギャラリー栄で行われました。

展覧会あいさつ文より
 書の書作品を部屋に飾りたい。2年に一度、第9回目の登絖社展です。
今回は前回に続き「書と色彩をテーマに、日本的美の漆塗りから額全体を塗りで作り、シンプルで素材の良さが伝わるものを制作いたしました。
 これまで今の生活空間に合う、表現・表具を求めて、様々な取り組みを続けてきました。家具とのコラボレーションやオランダ・デンマークの国をテーマにしたインテリア演出など、自分の作品のイメージに合う表具を作者自らが作ることに挑戦してきました。
 折帖の個展臨書も会場に並べました。自由に手に取ってみていただきたいと思います。筆の毛の活躍を古典から学び、腕、手首、指の動きを自分の中に取り込むことで各々の運筆が深まっていくと信じます。会場にお越しいただき、ご観覧ありがとうございます。この展覧会を研鑽ある心の糧にしてこれからも、「今欲しい書」を求めていきたいと思います。  
              令和元年7月吉日
                 登絖社会長    原田凍谷
壁面や棒のオブジェの色を赤青黄色で飾りました。
黄色のオブジェと壁面の青
オブジェで区切られた空間
オブジェ
会場風景①
会場風景②
会場風景③
会場風景④
会場風景⑤行燈で区切られた空間
会場風景⑥
会場風景⑦左手前の硯は硯作家名倉鳳山先生の作品、奥の陶版は玉置保夫先生の作品
会場風景⑧
会場風景⑨
会場風景⑩折帖 会員が好きな個展を臨書して展示しました。
会場風景⑪
会場風景⑫